相棒、キムロン
カンボジアに赴任し、ちょうど一年になります。あっという間でしたが、とても濃い一年でした。今回は私の活動をずっと支えてきてくれた相棒、キムロンを紹介したいと思います。
キムロンは昨年の5月よりFIDRカンボジア事務所に入団し、小児外科支援プロジェクトの看護師育成活動を主に担当しています。彼女は、市内の病院の外科病棟で看護師として5年の経験があり、そして英語が堪能なとても優秀なスタッフです。
彼女は「ファシリテーター」という立場で、私と一緒に看護師の育成を担っています。「ファシリテーター」とは、例えば会議や活動などにおいて、中立的な立場を保ちながら話し合いに介入し、皆の合意や相互理解に向けて調整する役割を負った人のことを言います。
キムロンは、まさにファシリテーターの鏡です。私が提案した活動については、カンボジアで受け入れやすいように彼女がアレンジし、そして看護師たちにも分かりやすく伝え、新しい活動がスムーズに導入できるよう働きかけてくれます。
情熱と信念、そして優しさを忘れないキムロン。同じカンボジア人である看護師たちの業務が少しでも改善できるように私は頑張りたい!とよく話してくれます。時には、彼女と看護師活動について熱く語り合うことも。彼女となら、きっとこれからも二人でもっと良い活動ができると思っています。
これからもキムロンの活躍にみなさん!乞うご期待!