ワークショップで情報や経験を共有
支援対象地を拡大して39ヵ村で新規プロジェクトを始めて、ちょうど1年。これまでの活動を振り返るワークショップが3月22日に開かれました。郡政府および農業局職員、保健センター職員、保健ボランティア、住民ら計250人が集い、1年間におけるFIDRの活動を通して得た経験を互いに共有しました。特に若い農家たちの発表は参加者の注目を集めました。FIDRが普及するSRI農法を導入する際に、反対する親を説得するのが大変だったこと、水田の一部を利用して始めたSRI農法が従来の稲作法に比べて3割増だったことを知り確信を得たことなど、自らの体験を語ってくれました。
新しい知識や技術をできるだけ吸収したいとFIDRの活動に積極的に取り組んでくれる若者たち。これからの活動の推進力になってくれることを期待しています。