FIDR初の支援地での挑戦
ラオス及びカンボジアと国境を分かつコントゥム省は、ベトナムでも最も子どもの健康状態が芳しくない地域であり、2才未満の子どもの4人に1人が低体重、2人に1人が低身長であり、調査の際に予測していた数値よりもはるかに悪い状況であることが判明しました。
当プロジェクトでは、簡易トイレの設置や母親を対象とした料理教室の開催を通じて、主に2才未満の子どもの栄養状態や疾病状況、またその母親の健康や育児方法および家庭衛生環境の改善を目指します。新しい地域での挑戦につきものの、現地行政間との調整やFIDRのアプローチを地域の人々に理解してもらうことが大切な一歩となります。