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小児外科医がいない地方の患者を治療しました

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12月末、カンボジア南部のカンポット州に、国立小児病院(以下「NPH」)の外科医と麻酔医あわせて4名、そして地方病院の外科医11名が集まりました。地方病院の外科医はいずれも、FIDRが、NPHや国立医科大学と協力して実施している、小児外科研修の修了生または研修生です。
カンポット州の病院には、いまだ小児外科医が育っていません。今回医師たちが集まったのは、この州の小児外科の患者40人に、集中的に診断や手術を行うためでした。
研修を通して得た技術や知識を活かして、他州の小児外科患者の治療を行えるまでに成長した、地方病院の外科医たちに頼もしさを感じました。そして、日頃は別々の病院で働く彼らが、相互に学び合い、励まし合える「つながり」を築き、カンボジアにおける小児外科の発展を担って行ってくれることへの期待が高まりました。

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