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子どもたちの栄養改善に取り組むお母さんグループが誕生

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農村部における5歳未満児の慢性的な栄養失調の割合は4割にも及びます。子どもたちの栄養状態を改善することを目的に、当プロジェクトでは稲作や野菜栽培、養鶏などの技術改善を通して食料を安定的に確保するだけでなく、子どもの年齢に応じた栄養価の高い食事を与えることの大切さも伝えています。

この栄養改善で中心となる役割を果たすのが5歳未満の子どもを持つ母親たち。母乳から離乳食への移行が日本のようにスムースではなく、これが高い栄養失調率の原因のひとつとなっています。
そこでFIDRでは今年度より本格的に生後6か月から2歳までを対象とした食事に取り組むため、各村に3つほどの母親グループを形成しました。4月までに115組の母親グループができあがり、合計1649人のお母さんが子どもの栄養改善に取り組み始めました。

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