「クァンナム省山岳地域における食糧生産支援事業」に NGO連携無償資金協力決定
ベトナム中部にあるクァンナム省の3郡(タイヤン郡、ナムザン郡、ドンヤン郡)で実施している本事業に、2014年1月から1年間、日本政府よりNGO連携無償資金協力を頂くことが決定し、2013年12月25日、首都ハノイにある在ベトナム日本国大使館において署名式が執り行われました。
この事業では、食糧不足が課題となっている対象郡において、SRI農法と呼ばれる米等の収量増加が見込める技術の普及を推し進めながら、地域住民の食糧生産の安定化だけではなく、行政と地域住民との協力体制の構築、自発的に地域のために行動するリーダーの育成を行っています。
著名式において鈴木臨時代理大使は、このプロジェクトがベトナムの少数民族の女性に社会参加を促す重要な意義を持つことを強調しつつ、「本プロジェクトを通じて、日本とベトナムの友情と相互理解が益々深まることを期待します。」と述べられました。
事業最終年度を目前に控え、本資金協力によって事業の集大成、また更なる展開を目指します。
在ベトナム日本国大使館 プレスリリース