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地元に残って農業を続ける若者が増えました

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ネパールは今、乾期の真っ只中。ヒマラヤの山々が一段と美しく見える冬の時期となりました。そんな美しいヒマラヤの山々を背景に、プロジェクト対象地の人々は今までにない忙しさ、それも大変楽しい忙しさを体験しています。

昨年実施した農業用の溜め池づくりの活動を通じて、約160世帯の畑に水が届き、農家は次々とカリフラワーやカラシナ(アブラナ科)、キュウリなどを植えはじめました。ある村のおじいさんは、「息子が出稼ぎをやめて、ここで一生懸命野菜を植えてくれるようになった。本当にうれしい」と目を細めます。

さらに、お孫さんが「僕は将来ここで農業をやるんだ!」と意気込んで話してくれるのが何よりの喜びになっているようです。若い人々が都市や他国に出稼ぎに行くことが多いネパールですが、地元に残って頑張っている家族の話を聞き、頼もしくも感じました。