昨年から継続して実施している「マザーズスペース推進活動」。マザーズスペースとは、お母さんたちが考案したお手製の多目的トイレのことで、水浴び場と洗濯場を兼ね備えています。現在までに村の全26世帯がマザーズスペースを完成させました。

制作は1期、2期と2回に別けて行いました。2期目のグループでは1期目を踏まえ、お父さんや近所の人々、地域の保健所の力を一層巻き込む仕組みを取り入れたところ、より安価で、早く、楽しく活動を進めることができました。あるお母さんはマザーズスペースをつくりたくても、病気がちな夫は力仕事ができないため活動に参加できないと悩んでいましたが、それを聞きつけた近所の人々が集まり、材料の運搬や穴掘りなどを手伝うことで完成させました。

この活動を通じて、お母さんたちや家族、地域の人々の結束力が高まることを期待しています。