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国立小児病院での栄養管理の導入に取り組んでいます

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セミナーにて栄養管理の重要性についてコメントするNPH副院長

2014年度、FIDRでは国立小児病院(NPH)の看護師に対して患者の栄養状態の評価に関する研修を行うことに加え、栄養管理に関する院内ガイドラインの策定を支援しました。ガイドラインには、患者の栄養状態の把握と改善のために考慮すべき指標やその測定・観察方法、この測定・観察に際して医師や看護師がそれぞれに担う役割が記されています。

ガイドラインの策定にあたっては、NPHの各病棟の科長および看護師長で構成される院内栄養ワーキンググループにて、何度も話し合いが行われました。そして、日本の病院における栄養管理の状況を参考に、NPHでも実施することができる指標のみを選定することで、NPHの実情に即したガイドラインを定めました。

3月末、NPHの医師、看護師ら約100人が集まり、完成したガイドラインの概要を再確認するためのセミナーが開催されました。NPH院長からの「自分たちで作ったガイドラインを無駄にしないよう、しっかり業務に活かして欲しい」という激励に、職員たちは真剣な表情でうなずいていました。

栄養管理がNPHに根付くよう、本プロジェクトでは4月以降もNPH職員に対する研修を引き続き行います。

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栄養スクリーニングガイドライン