2,400世帯へ防水シートの配布を開始します
<ダーディン郡>無事な世帯はほとんどなかった
<ダーティン郡>かろうじて残った家屋も余震の続く中では住むことは難しい
<ダーディン郡>この家は4人が生き埋めになった。皆で救出を試みたが瓦礫をどけることは難しかった
<ダーディン郡>全壊した家屋
ネパールで発生した大地震から5日が経ち、現地の人々の疲労も一層増してきています。現在死者6000人超とも報道されており、日を追うごとに被災者は増え続けています。
FIDRネパール事務所は日本人の所長と現地スタッフ2名で活動しています。地震当日、スタッフたちは2011年から支援活動を行っているダーディン郡内の小学校で行われていたセレモニーに参加している最中でした。幸いにも参加していた子どもやスタッフたちには怪我はなく、スタッフたちは地震直後からカトマンズに移り現地での情報収集にあたっていました。
ダーディン郡は震源地に近く、現在約75%以上の家屋が全壊または半壊する被害が出ています。最近は雨季が近いために雨の日も多く、夜間はかなり冷え込んでいます。
そこでFIDRでは雨風をしのぐための防水シート(簡易シェルター)の支援が急務と判断し、約2,400世帯へ配布することにしました。5月4日か5日には現地で配布できる予定です。
スタッフたちも来週にはダーディン郡に入り、支援活動を行います。
<カトマンズ市内>最近では雨も多く、夜は冷え込むことから心配である
<カトマンズ市内>外に避難している人々
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