雨季に備え、屋根資材を配布します
FIDRの支援した防水シート(簡易シェルター)
FIDRは現在、プロジェクト地でもあるネパール中部の山間部「ダーディン郡」において緊急物資の配布の支援を続けています。山間地では地震発生から2週間以上経過する今も、全く支援が届かない地域もあります。1200世帯に向けて防水シートの配布を行いましたが、まだまだ支援が必要であるため、今後2,100世帯分の屋根資材用のトタン板を支援することにしました。また、同時進行で石鹸、消毒液等の衛生用品(約6,000世帯分)の配布準備を進めています。
現地の人々は、身の回りの資材やFIDRが支援したシート等で雨風をしのげる簡易シェルターを作り、暮らしています。全半壊した家屋の修復にはまだまだ時間がかかるものと思われます。
ネパールでは6月上旬から本格的な雨季に入ります。7月からはトウモロコシの収穫期となるため、収穫した作物を乾燥させたままで備蓄できる場所が必要との声を聞いています。
本格的な雨季に入る前に必要な物資を配布できるように、ニーズを見極め支援活動を続けていきます。
防水シートの内部の様子
募金はコチラ→ ネパール大地震緊急援助募金 ※募金は終了いたしました