12日の余震により、ネパールは不穏な状況が続いています
大震災から18日目の5月12日、ネパールは再び強い余震に襲われました。そのとき、FIDRチームはカトマンズから車で4時間かけ、ダーディン郡の郡都ダーディンベシに到着し、昼食を取り終えたところでした。揺れに気付き、すぐにレストランの裏庭に避難。余震におびえる日々を送っているネパール人女性たちの中にはパニックに近い状況になり、座り込んでしまう人も見受けられました。
今回の余震で、屋外テントの下で夜を過ごす人が増えました。ネパールの不安な夜は続きます。
建物の崩壊の危険性を避けるため、広場にみんなが集まり、余震がおさまるのを待ちました
余震がおさまり、しばらくすると通りに人が少しずつ戻ってきました
これから雨季に入り感染症が広がる可能性が高くなることを想定し、被災地域の人々に衛生用品を配布する予定です。
緊急支援のために国内で大量の物資が必要となっている中、12日の余震の影響で多くの店が休業してしまい、物資の手配は必ずしもスムーズにはいかない状況です。必要なものを、必要な量、なるべく早く入手できるよう、最善の方法を探りながら準備を進めています。
多くの商店が一時休業してしまったカトマンズ市内
開いている薬局を1件1件回り、必要なものを必要な量、迅速に届けてくれる店舗を探しました
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