東京にて「ネパール大地震緊急援助報告会」を開催しました
6月26日、東京・御茶ノ水にて、「ネパール大地震緊急援助報告会」を開催し、40名の方にご来場いただきました。
現地で緊急援助活動を行っていた大槻職員が、地震発生当時の様子やFIDRが実施した緊急援助の概要、今後の復興支援計画についてお話しました。また、FIDRが支援物資の配布にあたり、全世帯へ間違いなく届けるために、住民の方の名前を記した配布リストを作成したことや、配布の際、お一人おひとりの名前を呼び、挨拶を交わして物資を手渡したことなどをお話し、来場者の共感を得ました。
「ネパールの方を見かけたら"大丈夫ですか?"と声をかけてください。これからもネパールの被災地へ想いを馳せてください」とのメッセージもお伝えしました。
参加された方々からは、
「テレビニュースでは知ることのできない現場の状況を職員から直に話を聞くことができ、ネパールの支援に興味を持つきっかけになった」
「(社会慣習としてカースト制度が残る)ネパールでは支援物資を配布するには、細かい配慮が必要なことを知った」
「物資の配布リストに載った自分の名前を何度もなぞり、うれしそうな様子を見せた住民の方の話が印象的だった」
など多くの感想をいただきました。
当日ご参加くださった皆様に感謝いたします。