東京都武蔵村山市の中学生が、国際協力について学びました
11月5日、武蔵村山市立第3中学校の2年生6名が、「将来を考えるための職場訪問」の一環で東京事務所を来訪し、NGOの働きや国際協力について学びました。
生徒の皆さんは、国際協力NGOとしてのFIDRの働きを学んだあと、「カンボジアの農村地域への支援」をテーマにしたワークショップに取り組みました。ワークショップでは、カンボジアの農村地域が抱える食糧不足や栄養不良などの課題を整理し、農村の様子を現した模型を使いながら、それらの課題を解決するための支援策を考えました。
「栄養士を学校に派遣して、子ども向けの栄養の講座を行う」、「子どもから大人へ(栄養の)知識を広げる」、「水害に備えて、堤防やダムをつくる」など、さまざまな支援策が提案されました。
その後、仕事のやりがいや大切にしていることなど、生徒の皆さんからの質問に職員がお答えして時間を終えました。
これらの時間を振り返っての感想には、
「(NGOの仕事は)想像力と創造力が必要だということがわかりました」
「自分だけ良ければいいわけではないので、皆で幸せになりたいです」
「身近なところでも、手伝えることからやろうと思いました」
など、たくさんの気付きを書いてくださいました。
今回の訪問を通して、6名の皆さんは、NGOの仕事について理解を深めただけでなく、普段の生活の中での行動が国際協力に結びつくことも感じてくださったようです。