20年の支援成果をふり返る催しを実施
4月8日、FIDRが20年間継続してきた「カンボジア小児外科支援プロジェクト」の成果をふり返る催しを行いました。
当日は日本をはじめ、これまで本プロジェクトに関わったカンボジア国立小児病院と地方病院の医師と看護師、あわせて114名が参加しました。
催しでは本プロジェクトアドバイザーの岡松孝男理事(戸塚共立第1病院在宅医療部長)や、カンボジア国立小児病院及び地方病院の医師が、本プロジェクトを通してのカンボジア小児外科医療の発展について報告しました。
立場や専門領域の違う発表者からの異なる視点での報告は、プロジェクトにたずさわった全員が「カンボジア小児外科医療の発展」というひとつの目標に向かってこの20年を進んできたことを感じさせるものでした。
この催しが、1996年から20年にわたる本プロジェクトの取り組みを振り返る機会となるだけでなく、カンボジアにおける小児外科医療の新たな飛躍への一歩となることを祈っています。