ネパール学校建設 ~道なき道を行き、モニタリングしてきました~
雨季にはぬかるみと化すネパールの山道は、車で通行するのも一苦労です
ネパールは6月から9月迄は雨季の真っ最中です。9月下旬になって「雨季が明けるかな」と思っていても、時には大雨、時にはシトシトと雨の日が続いています。
そんな中、学校建設予定地であるダーディン郡でモニタリングを実施しました。FIDRではダーディン郡内5校の校舎を再建予定で、現在そのうち3校を建設中です。
ネパール事務所のあるカトマンズから学校建設地は車で約4~5時間程かかります。しかも、建設地の近くの道路は雨季にはぬかるみになり車両通行できない未整備の道がほとんどで、雨季に現地に行くにはもっと時間がかかります。
先日も、少し晴れ間が見えたので「もしかしたら車両が通れるのではないか」と淡い期待を抱き車で現地へ向かったのですが、やはり通行できませんでした。そのためFIDRスタッフは同行した建設コンサルタントの方々と共に徒歩で近道(という名のけもの道)を探しながら山を登り、建設地へと向かいました。
毎日現地で建設に携わってくれている地域の人々をはじめ、現地スタッフたち。本当にみんなの協力がなければ学校建設は全く先に進みません。心から感謝です!
大雨にも負けない現地の人々の強い意志には目を見張るものがあります。早く雨季が明け、工事が再開できるのを心待ちにしています。
車がダメなら、道なき道を徒歩で向かいます