東京で「FIDRカフェ」を開催しました
6月29日、FIDR東京事務所(東京・御茶ノ水)にて「知ること、話すことからはじめよう、国際協力」を開催し、学生、社会人の方々にご参加いただきました。
最初に参加者の方一人ひとりに自己紹介をしていただくと、あっという間に会場の雰囲気が和みました。続いて、FIDRという団体を知っていただくために、FIDRのミッションとそれを達成するための3つの活動について、そして海外でも日本国内でも私たちスタッフが大切にしていることについて丁寧にお話しました。
FIDRは現在、カンボジア、ベトナム、ネパール、日本で様々な分野を通じた活動をしています。数あるNGO団体の中でFIDRにはどのような特徴があり、その「FIDRらしさ」が各国で行うプロジェクトにどのように現れているのか、その事例としてベトナムでの活動を取り上げました。東京事務所から現地のプロジェクトをサポートしているスタッフより、ベトナムの概況と、ベトナム中部クァンナム省ナムザン郡に暮らす少数民族カトゥー族との2001年からこれまでのプロジェクトの歩みについて簡単にご説明すると、「どのように少数民族を巻き込んでプロジェクトを実施しているのか」など、参加者からは様々な質問が飛び交い、「是非現地を見学してみたい」という声も聞かれました。
カフェはベトナムコーヒーを飲みながら終始アットホームな雰囲気の中で行われました。参加者の中にはFIDRのプロジェクトに興味を持たれた方もいらっしゃり、理解を深めようと、終了後も席を立たれず熱心にスタッフに質問される姿も見られました。また、「ボランティアを通してFIDRの活動に協力したい」と半数以上の方がボランティアに登録されました。
今年度最初のFIDRカフェは参加者の方々の熱意によって濃密な時間となり、幸先の良いスタートを切ることができました。
終了後のアンケートでは次のような声が寄せられました。
「ベトナムの少数民族の心持を聞きながらプロジェクトを続けていることを知れて良かったです」
「ベトナムで行う他のプロジェクトや、ネパール、カンボジアで行うプロジェクトについても伺えたらと思いました」
「またカフェに参加して勉強させていただきたいです」
次回のカフェでも皆様と一緒にお話できることを楽しみにしています。