FIDRグローバルカフェ ~ベトナム・コントゥム省での取り組み~を開催しました
10月13日、東京・御茶ノ水にて、FIDRグローバルカフェ~ベトナム・コントゥム省での取り組み~を開催し、ベトナム中部にあるコントゥム省で取り組んできた子どもの栄養改善プロジェクトについて、プロジェクト・マネージャーのグエン職員とFIDRベトナム事務所長の大槻がご報告しました。
最初ベトナム事務所長の大槻より、ベトナム国内の経済格差についての説明と、プロジェクトを行うコントゥム省が5歳未満児の貧困率が最も高い地域であることついて説明し、次にグエン職員から、2012年より取り組んでいる栄養改善プロジェクト内容について説明しました。
プロジェクト活動の一つ、水浴び場と洗濯場を兼ね備えた多目的トイレ「マザーズ・スペース」の普及は、2013年に11世帯からスタートし、現在450世帯以上が設置するまでになりました。「マザーズ・スペース」の普及をはじめた背景や、乳幼児への補完食作り研修を継続する中で父親が育児や家事を手伝ってくれるようになった話など、現場担当をしているスタッフならではの逸話に、参加された皆さんは熱心に耳を傾けていました。
最後に多くの方々からご質問を頂戴し、アンケートを通じて多くの方々から以下のようなご感想をいただきました。
「ベトナムには観光で行ったことがあるが、民族間の問題や様々な状況があることは知らなかった。初めて知れて良かったです」
「グエンさんのお話を聞いて、(FIDRが)現地の人に寄り添う国際協力をしていると感じました。ぼんやりとしかわからなかった国際協力がより明確に、身近に感じました」
「グエンさんのお話がとても刺激的で興味深かったです。来年2月にカンボジアへボランティアへ行く予定なので、これからも様々な情報を吸収したいと思います」
ご参加いただいた皆様、本プロジェクトをご支援くださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。