益城町の仮設保育所にウッドデッキを寄贈しました
ウッドデッキを設置したことにより、子どもたちは安心して出入りできるようになりました
熊本県益城町では、熊本地震によりほとんどの保育所が被災しましたが、中でも益城町立第五保育所は敷地が崩落するなど被害が大きく、園舎の使用ができなくなりました。そのため9月から仮設園舎での保育を続けています。被災した園舎から運び出せたものは活用しながらも、プレハブ園舎で子どもたちが安全に過ごせる環境をつくることに先生方は苦慮されていました。
特に各保育室から屋外への出入口の段差が大きく、子どもたちの通園や活動に使用できずにいました。先生方や父兄のみなさんは日常の活動もさることながら、再び大きな地震が起きた際、子どもたちを避難させるのに、ここから子どもたちが出入りできないことに大きな不安を抱えていらっしゃいました。そこで、FIDRはウッドデッキを寄贈することにし、10月中旬に設置を完了しました。
設置後は安心して出入りができるようになっただけでなく、子どもたちの格好の遊び場にもなっています。
暖かい日には子どもたちの遊び場になっています