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患者満足度調査が行われています

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カンボジア小児外科支援の活動拠点をクラチェ州病院に移してからまもなく1年が経過します。これまで20年間にわたり首都プノンペンにある国立小児病院を拠点として行ってきた活動の成果をもとに、北東部地方における子どもの外科診療体制を整えるため、州内の病院や診療所の人材育成と患者搬送システムの改善などに取り組んでいます。

現在、外科の小児入院患者の保護者を対象に、州病院に対する満足度調査を行っています。主に「医療サービス」「病院職員の説明や接し方」「院内環境」に関しての聞き取り調査を行い、3月末までに聞き取った内容をもとに、外科病棟・手術病棟スタッフと日常業務を見つめ直し、より良い病院作りを共に考えていく予定です。

地方の医療サービス発展のためのモデルケースをつくるべく進めている当プロジェクト。目標達成まではまだまだ先の長い道のりになることが予想されます。国立小児病院スタッフや保健行政機関と連携し、日本の専門家の皆様のお力添えをいただきながら、カンボジア各地の子どもたちが適切な医療サービスを受けられる日を目指して邁進していきます。


※写真:外科病棟の外で、小児入院患者の母親から聞き取り調査を行うプロジェクト・スタッフ。回答者が周囲に気兼ねすることなく答えられる場所を選ぶことも大切です

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