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【第四報】ロンボク島で仮設住宅の支援を行います

ロンボク島北部では地震発生から3か月以上たった今もなお、被災者は倒壊した自宅跡にビニールシートなどで作ったきわめて簡素な小屋で生活していることから、FIDRは仮設住宅の設置が急務であると判断し、現地のNGOと共同で支援を行います。

9月28日に地震と津波に襲われたスラウェシ島も被害は甚大でしたが、JICAをはじめとする外国からの支援、インドネシア政府の対応および国内の団体による支援はロンボク島よりも比較的多く向けられていると、10月に行った調査で判定しました。

ロンボク島北部では今も40万人以上が避難生活を送っているのですが、外国はもとより国内からの支援も少ないのは、被害についての報道が極めて少ないことが大きな要因です。被災者は、いわば忘れられたような状況に置かれています。

FIDRが支援する仮設住宅は、日本のようなプレハブ造りの建物ではありません。高温多雨の現地の気候に合うよう風通しがよく、かつ現地の資材と技術を用いて安価に設置できることが大切であることから、ロンボク島の丘陵部に豊富にある竹材を使って作ります。この仮設住宅は、耐久性も居住性も備え、人々が自宅を再建するまで十分に役立つと考えます。

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