城西国際大学で活動報告を行いました
1月15日(火)、城西国際大学(千葉県東金市)にて、ベトナムの少数民族支援と食糧生産支援について、FIDRベトナム事務所の大槻所長と、食糧生産支援プロジェクトのマネージャーを務め、この週日本に出張していたホア職員から報告を行いました。
城西国際大学は、2年前より、国際開発研究会の皆さんがスタディーツアーでFIDRのベトナムの活動地を訪問し、昨年9月には、当プロジェクトの対象地であるクァンナム省ドンヤン郡の少数民族が暮らす農村にも足を運ばれました。学生の皆さんは、農家と一緒に村で栽培される農作物のカレンダーを作ったり、村内を歩いて地図を作成したりと、国際協力の現場で「参加型農村調査」を体験しました。地図を作成する過程で、地域に病院やお店がないなど、日本の暮らしと異なる農村の生活の実際に気づきました。
これらの現地経験により、「少数民族支援に協力したい」との想いを抱かれた学生の皆さんは、学園祭の際に、FIDRが支援する少数民族の手工芸品を紹介・販売をするなど、積極的なアクションを起こされています。
今回の活動報告では、まず1限目に、国際開発研究会顧問の川野有佳先生の講義を受講している60名ほどの学生の皆さんに、ベトナムでの少数民族支援と食糧生産支援についてお話ししました。その後場所を移し、「ベトナム勉強会」と題して、国際開発研究会の皆さんの活動をご紹介いただいた後、意見交換会、交流会が行われました。
当プロジェクトの取り組みを、様々な機会を通じて知っていただくことが、日本の学生の皆さんの新たな気づきや国際協力への理解・参加につながっています。また、来日していたホア職員は、日本の学生の皆さんに温かく迎えていただき、日越交流の場としても貴重な時間となりました。