【最終報】被災した中学校・高等学校で部活動の本格的な練習ができるようになりました
部活動の備品の支援に対し倉敷市教育委員会(左から2人目:教育委員会参事)から感謝状を受け取った岡田事務局長(右)
各地に甚大な被害を及ぼした昨年7月の豪雨。一帯が水没した岡山県倉敷市真備町地区では、半年近くを経て仮設の校舎や園舎ができあがり、子どもたちはようやく落ち着いた環境での日々を取り戻しつつあります。
FIDRは市の担当部局と調整を重ね、真備町地区の保育園5か所に運動器具や楽器、家具など120点、市立の中学校2校と高校1校に部活動の用具類225点を提供しました。
「被災後、グランドや体育館が使用できないため、近くの小学校のグランドを借りて、練習の場としました。しかし、練習のために必要なものの多くが損失してしまい困っていたので、本当に助かりました。この3月に体育館の修繕作業が完了し、部活動の本格的な練習ができるようになりました。FIDRのタイムリーで、細かなご支援のお陰で、指導する先生と生徒たちは大変喜んで、さっそく使っています」と真備東中学校の校長先生。
保育園でも楽器や運動具類が調ったことで、発表会や運動会がつつがなく開催できたとのことです。
生徒たち、園児たちの元気な顔が地域の復興の力になるとFIDRは信じます。
この度の支援は、皆様からの温かいご寄付ならびに募金により実現することができました。これをもって、支援活動を完了いたします。ありがとうございました。
グランドで練習している真備東中学校と真備中学校の合同野球チーム(FIDRは真備中学校の野球部にヘルメットとバットを支援しました)
届けられたネットや得点板を早速使った真備東中学校のバレーボール部
新しいユニフォームを着て、県大会に向け練習している真備中学校のバレーボール部