宮崎大学で学生・市民を対象に授業を行いました
6月20日、宮崎大学地域資源創成学部における「異文化理解と国際協力」をテーマにした一般公開授業に登壇し、カンボジアの子どもたちを取り巻く医療事情についてのワークショップを行いました。
今回の授業の舞台は、FIDRが小児外科支援プロジェクトを実施している、カンボジア北東部のクラチェ州病院。ワークショップでは、学生を主とした43名の参加者がグループに分かれ、各グループに1枚配られたプロジェクト地の写真について想像し、自由に意見を出し合いました。グループで話し合った内容を発表し合ったあと、FIDRスタッフから、写真に関連するクラチェ州の医療事情や病院の現状と、これらの改善に向けた小児外科支援プロジェクトの取り組みについて紹介しました。
参加した学生からは、「写真から伝わるイメージと現実を比較すると驚くことが多く、印象に残るワークだった」、「(開発途上国は)遠い世界の話だと思っていたが、何気ない日々の生活が世界に繋がっていると気付き、自分にも何か世界につながることができるかもしれない、小さなことでもいいからやってみようと思った」などの感想が寄せられました。