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地域のリーダー300人がプロジェクト最終年への決意を示しました

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カンボジア コンポンチュナン州農村開発プロジェクトでは、稲の収穫がひと段落ついた12 月、対象地の2郡にて、2日間にわたり2019年の総まとめワークショップを開催しました。州・郡・地区のカウンターパート、村長、篤農家や保健ボランティアなど各村のリーダーたち約300 名が集結し、同年の成果が報告されるとともに、課題や改善すべき点、次年度活動計画などが共有されました。

その中でひときわ注目を集めたのは、村長たちがいかにして住民を巻き込んでいるかを熱く語る姿でした。「研修に参加していない家庭を訪問して、研修で学べる技術や知識がどれだけ自分たちの生活改善に役立つかを根気強く伝えている」、「もっと多くの人たちに技術や知識を身につけてもらいたい。そのために様々なミーティングに顔を出して住民らと話すことで、研修への誘いを受け入れてもらえるような関係づくりをしている」など、それぞれが考え実践している方法を紹介しました。その熱量に鼓舞されるように他の参加者もマイクをとり、はじめは緊張しているものの、徐々に声に力が入り、「挫けそうになることもあるけれど、まずは自分が『お手本』となり、技術や知識を来年ももっと広めていきます」と決意を新たにしていました。

プロジェクトの最終年度となる2020 年を前に、やる気に満ちた笑顔で話す彼らがとても頼もしく思えた2日間でした。

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