日本からの訪問団約1,000人にFIDRとカトゥー族の取り組みを紹介しました
ダナン市内のシンポジウム会場にてFIDRの活動紹介およびカトゥー織の実演とカトゥー織製品の展示販売を行いました
1月11日から14日の日程で、日越友好議員連盟会長を務める自民党の二階俊博幹事長と、日本の経済界や地方自治体の関係者など約1,000人がベトナム中部のダナン市とホイアン市を訪問しました。
訪問期間中に開催された観光や投資の促進に向けたシンポジウムでは、クァンナム省を代表する伝統文化として、FIDRが振興を支援してきた少数民族カトゥー族の織物「カトゥー織」が紹介され、カトゥー族の女性たちは、二階幹事長、フック首相臨席の下、カトゥー織の実演を行いました。FIDRはベトナムで活動をしているNGOの中で唯一シンポジウムへの招待を受け、カトゥー族の人々と一緒にカトゥー織や織物製品を展示販売しました。
「カトゥー織」は、日本の支援により失われつつあった少数民族の伝統文化が復活した好事例として紹介され、日本から訪れた関係者の高い関心を集めました。
シンポジウム会場に向かう自民党の二階幹事長(中央)
カトゥー織と織物製品について説明するベトナム事務所の大槻所長(写真右から2人目)