『FIDR現場レポ -カンボジアの農村より、コロナ禍での変化-』を開催しました
8月1日、カンボジアと日本をつなぎ、コンポンチュナン州農村開発プロジェクトのマネージャーを務める杉田真央が登壇するオンラインイベントを行い、同国の農村地域における新型コロナウイルス感染拡大の影響や現地で行っている活動について紹介しました。
カンボジアでは、3月に新型コロナウイルスの感染者数が急増し、首都プノンペンから北へ約100Km離れたコンポンチュナン州で行っている農村開発プロジェクトも、一時停止を余儀なくされました。杉田からは当時の緊迫した状況、新型コロナウイルの感染が拡大したことにより農村の人々の生活がどのような影響を受けたかをお話しました。また、これまでのFIDRの取り組みが、プロジェクト地の多くの人々の生活を守る結果となっていたこと、コロナ禍で今後取り組みを強化すべきと考えている課題についてもお伝えしました。質疑応答では、感染予防の実情や子どもの教育に関することなど多くの質問をいただきました。
当日は、国内外から50名の近くの方々がZOOMでご参加くださいました。現在、新型コロナウイルスの影響で海外渡航制限がかかる中でのカンボジアからの報告に、「動画や写真が沢山あって現地の様子がわかりました」、「現地からでないとなかなか知ることができない情報で貴重な機会でした」などの声が聞かれました。