カンボジアで栄養教育普及のための指導者向けビデオが完成しました
カンボジアでは、2025年に全国の公立小学校・中学校・高校で、栄養教育を組み入れるにあたり、カリキュラム構築や教科書の執筆を担う人材の能力強化、教員の栄養に関する指導技能の育成が急務になっています。
FIDRは、教師の指導技能向上の一環として、カンボジアの現地NGOのメディア・ワンと協働し、昨年度よりカンボジア版食生活指針についての指導者向けのビデオ作成を進めてきました。
完成したビデオは計6本で、テーマは①カンボジアの子どもの栄養状況とその背景、②フードピラミッドと食品グループ、③食生活指針の7つのメッセージ、④エネルギーとは何か、⑤1日に必要なエネルギー量と食事の量、⑥授業で使える教材の作り方、となっています。昨年9月に完成し、今年1月にカンボジアの教育省により正式に認可されました。
これらのビデオは、教員への研修時に使用するほか、ワークショップなど様々な場で活用される予定です。
完成したビデオは、カンボジア教育省の公式Facebookページに掲載されています。
▸ 動画の視聴はコチラから:https://www.facebook.com/watch/?v=476494973526067