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クラチェ州病院の新病棟建設現場での安全対策

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FIDRはクラチェ州病院で病院環境、特に小児外科治療の環境を改善するため、 当院で新しい外科・産科病棟を建設しています

現在、1階部分の構造部工事は完了し、壁のモルタル塗り、天井の作業、床のタイル張りなど、他の作業の準備を進めています。2階壁のレンガ工事、屋根の構造部工事も進んでいます。現場技術者のフォン・ソファ氏は、2020年12月末に工事を開始して以来、幸い、安全面に問題は発生せず、順調に進んでいると言います。

建設現場の担当者であるヤイト・ヴァナック氏は『建設工程と作業員を守るために安全対策を確実に実施することは、建設現場で最も重要な義務の一つです。』と話します。建設現場では、視認性の高い服、安全ヘルメット、手袋や安全靴、安全ベルトなど個人用防護具を常に適切に着用することが求められます。さらに、建設現場の周囲にフェンスや看板を設置し、建設現場内の作業員と現場外の患者や病院職員を分けることで、双方を隔離し安全性を確保しています。

世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続く今、本プロジェクトの建設現場でも予防対策を徹底しています。作業員はマスクを着用し、毎日体温の測定と体調チェックを行います。そのほか、現場に手洗い場を設置し、アルコールスプレーも準備したことで手の消毒を常に行えるようにしています。

病院での建設工事は、入院患者の快適さと安全性を確保するため、より細心の注意を払って安全対策を実施していく必要があります。新しい病棟は2021年末に完成する予定で、今後も安全管理を適切に行っていきます。

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