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「FIDR現場レポ Vol.3 カンボジア小児外科支援の現場から」を開催しました

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12月11日、カンボジアと日本をつなぎ、小児外科支援プロジェクト担当のアリウン職員が登壇するオンラインイベントを行いました。活動拠点のクラチェ州病院から中継で、カンボジアの地方の医療事情や小児外科支援の取り組み、今月完成したばかりの新病棟についてお伝えしました。

まずはカンボジアの人々の生活を身近に感じられるよう、カンボジアに関する豆知識クイズや、クラチェ州の村の生活、市場、学校などの様子を動画で紹介しました。そして地方では怪我や病気をした際に適切な診療を受けるのがまだまだ難しいという現状、それに対しFIDRが行ってきた「カンボジア人が、カンボジア人を救う」ための取り組みについてお伝えしました。その1つである、「患者に優しい病院」を意識して建設された新病棟の内部を中継で紹介し、クラチェ州病院のマブ医師やマニ看護師長が、取り組みの中で起きた変化や、今後への意気込みについて語ってくれました。また、同病院で活動するJICA海外協力隊の高松看護師は、活動の中で感じたことや、今後FIDRと連携して取り組みたいことを話してくださいました。質疑応答では、クラチェ州病院でよくある症例や、現地スタッフの苦労について等の質問をいただきました。

当日は、国内外から50名の近くの方々がZOOMでご参加くださいました。なかなか見る機会のないカンボジアの病院の様子や、病院スタッフからの生の声に、「現場との中継は臨場感があり、現地スタッフや患者さんの様子がわかり、とても良かったです。」「あまり他国の医療状況に触れる機会がなかったのでとても勉強になりました。」など感想をいただきました。FIDRはこれからも、オンラインで活動地とつなぎ、プロジェクトの進捗や現地のリアルな様子を伝えるイベントを開催していきますので、お楽しみに!

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