ネパール政府より感謝状を授与されました
ネパール政府復興庁より授与された感謝状
昨年12月にFIDRは、ネパール政府復興庁(※)より、震災復興支援への貢献に対する感謝状を授与されました。
FIDRは2015年のネパール大地震後、被害が大きかったダーディン郡の住民に対し食糧や防水シート、衛生用品を配布するなど緊急援助活動を行いました。また、多くの学校が倒壊し子どもたちが授業を受けることができない状況だったため、応急的な仮設教室を建設し、その後、同郡で5校の学校校舎を再建しました。
また、2018年からは、教育環境の回復が遅れていたラメチャップ郡にも活動を広げ、2校の小中学校を建設しました。これらの活動は、ネパールの子どもたちに安心・安全な学習環境をもたらしただけでなく、学校を取り巻く地域の経済的、社会的発展にも貢献しました。
この度、2017年に続き二度目の感謝状を復興庁より受領し、これまでのFIDRの復興支援の成果が改めて認められたことは、FIDRネパール事務所スタッフにとって大きな喜びとなりました。
※2015年の地震発生後、震災復興支援を統括する組織として開設された同庁は、2021年12月をもって業務を終了します。