ネパールで地域総合開発プロジェクトがスタート!
村の人々は山の湧き水を生活用水に使っています
新型コロナウイルスの感染拡大でネパール国内での行動が大幅に制限される中、FIDR はネパール東部奥地のソルクンブ郡とオカルドゥンガ郡で新しいプロジェクトを行うための調査と計画策定を行い、2022年2月に現地政府よりプロジェクト実施のための承認を得ることができました。
当プロジェクトでは、地域の課題である「衛生的な水の確保」「農業の生産性の低さ、灌漑用水の不足」「学校校舎の老朽化、教具・教材の不足」などを解決するために、幅広い分野で活動を実施していきます。
まずは貯水タンクを設置し、人々の衛生行動の改善を促す活動を行いながら、先行プロジェクトで大きな成果を生んだ農業用ため池の設置を推進します。そして、村の学校施設の修繕などを行い、子どもたちが安心して勉強できる環境を整えていきます。4 年半のプロジェクト期間を通して、この地域がどのように変わっていくのか、これからが楽しみです。