マレーシアの観光プロモーションイベントに参加しました
「カトゥー族ツアー」について紹介するオアン職員(左)とカトゥー族観光協会会長トゥーン氏(右)
10月23日、FIDRはマレーシアの首都クアラルンプールで開催されたベトナム中部(クァンナム省、ダナン市、トゥアティエン=フエ省)の観光プロモーションのための国際イベントに招待を受けて参加しました。カトゥー族観光協会の会長を務めるトゥーン氏と共に、クァンナム省の山岳少数民族カトゥー族が取り組む「カトゥー族ツアー」について、動画を用いたプレゼンテーションで紹介しました。当日は、政府観光局や農村開発局をはじめとしたマレーシアやベトナムの政府機関や近隣国大使館職員、加えて数多くの旅行会社関係やメディア、大学関係者等から、合計100名近くが参加しました。
イベント参加者一同で記念撮影
豪華なホテルなどの施設やサービスについてのプロモーションが多数を占める中、FIDRの実践を通じた「カトゥー族ツアー」のユニークでダイナミックな取り組みは会場の関心を集めました。また、マレーシアも多くの民族が活躍をされている国の一つであることも、ベトナム少数民族の取り組みが注目を浴びる一因となりました。さらに、参加者から多くの質問を受けると同時に、伝統織物保護等に関する多くの助言もいただきました。プレゼンテーション後は、織物製品や紹介リーフレットなどを展示したブースに、たくさんの来場者が立ち寄りました。
ブースに展示された織物製品やリーフレット
このイベントを通じて、より多くの観光客がベトナム中部の観光地、特にカトゥー族ツアーに参加してくださることを願っています。