月島食品工業株式会社様にて、FIDRの活動報告会を開催しました
能登半島地震緊急支援活動について報告するFIDR事務局長の今西
2月19日、月島食品工業株式会社様にて、FIDRの活動報告会を開催しました。
同社には1991年のFIDR設立時より法人賛助会員として、また、多くの社員の皆様に個人賛助会員としてもお支えいただいています。さらに、現在行っている能登半島地震の被災地における緊急支援に対しても多額のご寄付をお寄せいただきました。
感謝状を手にする月島食品工業㈱の管野社長(右)とFIDR常務理事の岡田(左)
今回の報告会では、能登半島地震緊急支援の活動進捗を報告するとともに、FIDR常務理事の岡田より月島食品工業株式会社の管野社長へ、ご寄付に対する感謝状の贈呈を行いました。また、長年のご支援の成果報告として、FIDRが20年以上継続して行っているベトナム少数民族の生活向上支援の取り組みについて報告しました。
そして、今回は同社で初めての取り組みとして、食堂横にてベトナム少数民族の伝統織物製品の販売会を行いました。当日は沢山の社員の皆様が、カトゥー族やゼチェン族の女性たちが作る伝統織物の歴史や、復興の取り組みにご関心をお寄せくださり、製品をお買い求めくださいました。社員の方からいただいた「ぜひまたショップを開いてください」という言葉は、現地の織り手の女性たちにとっても励みになります。
ベトナム少数民族の伝統織物製品販売会の様子
報告会にはグループ会社である東京フード株式会社および株式会社ホーライの皆様も含め、会場・オンラインをあわせて65名近くの社員の皆様がご参加くださり、終始熱心に耳を傾けてくださいました。報告会終了後には、「常にその場に何が必要か考えて支援している姿が素晴らしいと思いました。」「現地の方と密な関係を築きながら活動を行っていることがとても素晴らしいことと思いました。」「海外だけでなく、能登半島地震など緊急に援助が必要な地域にも活動を広げていること、災害や支援の実態を身近に感じることができたことが特に印象に残りました。」など、嬉しいお声をいただきました。
これからもご支援くださる皆様とともに、現地で必要とされる支援に真摯に取り組んでまいります。
報告会にご参加くださった月島食品工業㈱の社員の皆様