FIDRの活動報告会を池の上キリスト教会で行いました
4月21日、東京都三鷹市にある池の上キリスト教会で、はじめてFIDRの活動報告会をさせていただきました。同教会員にはFIDRのご支援者が何人もいらっしゃるほか、過去にFIDRの海外事業地に足を運んでくださった方もおられます。そのようなご縁で、このほど同教会員と外部の方との交わりの機会として企画された「バルナバの集い」のゲストとしてお招きいただきました。
当日は、約60名の参加者の方々に向けて、現在FIDRが取り組んでいる「令和6年能登半島地震緊急援助」の活動を中心として、団体紹介と活動報告を行いました。会には、能登半島地震をはじめ、度々のFIDRの緊急援助募金にご協力いただいたFIDRの法人賛助会員の方々も、足を運んでくださいました。
海外での事業活動については、カンボジア、ベトナム、ネパールの各事務所長がビデオメッセージを通じて、各国の様子や現在の取り組みについて、臨場感あふれる報告を行いました。
あわせて以前、教会員の方々が海外事業地を訪れた様子もご紹介したところ、「懐かしい」と当時の思い出を語られる方もいらっしゃり、会場が盛り上がりました。
能登半島地震緊急援助の進捗報告では、現場での活動に携わるスタッフより、奥能登の被災状況をお伝えするとともに、2月以降行っている感染症対策支援、給食代替のお弁当支援(いずれも珠洲市)、仮設住宅入居者への寝具セット支援(輪島市)について、動画や写真を交えてお伝えしました。
報告会後に行われた懇談会では、参加者の皆様とFIDRスタッフが交流の時を持ちました。
参加者の方々からは、
「地震の被災地域は、まだまだ大変な状況が続いているのですね」
「能登のような地方は人のつながりがあるけれど、都会では希薄。いざ災害が起こったらと考えると、不安になります」
「自分も、幼少のころに海外からの支援を得た経験の恩返しとして寄付をしてきたが、FIDRの活動もアジアの人たちへの恩返しになるのね」
「FIDRの海外事業地に行ってみたい」
「FIDRの事業地でも、他の途上国で行っている通信網を活用した支援活動ができないものか?」
など、FIDRの発表内容に関連して、さまざまなご意見やご感想をいただきました。
なお、会の終了後には、同教会より能登半島地震の被災地支援のために集まった献金を寄付していただきました。当日ご参加くださった方々に感謝いたします。これからも色々な場所で広報活動をしていきたいと思います。