2台のマイクロバス、出発進行!
2台のマイクロバス「つばき号」(左)と「ひまわり号」(右)。デザインにも採用された珠洲市のシンボル見附島とともに。
珠洲市は小学校、中学校の部活動や学校行事などで子どもたちが移動するためのマイクロバスを必要としていました。FIDRは法人賛助会員の協力をいただき、中古車ながらもコンディションの優れた車両2台を調達することができました。
子どもたちを乗せて走り回るバスです。災害の困難を乗り越えて元気に勉強にも課外活動に励む子どもたちの応援になるよう、車体にラッピングを施すこととしました。
そのデザインは市内の小中学校11校の児童、生徒たちが描いた多数の作品の中から選ばれました。デザインを描いた生徒の2人は、
「地元珠洲市の名所である見附島やゴジラ岩、市の花つばきなどをコラージュしました。中でも特産の蟹の図案に力を入れました。」
「将来に向けてみんなが明るく頑張れるように、ひまわりを大きくあしらい、市のマスコットキャラクターの『みつけたろう』を描きました。」
と笑顔で、そしてしっかりとした言葉で語ってくれました。
10月29日にバスの寄贈式が催され、FIDR岡田常務理事から泉谷珠洲市長に記念の鍵が手渡されました。珠洲市長は「素晴らしいバスをいただくことができ大変にありがたい。震災の上に9月には豪雨災害に見舞われましたが、必ずや克服していきたい。そのための大きな励みになる」と語られました。
さわやかな秋空の下、2台のバスが出発進行。
*珠洲市の子どもたちが描いてくれたバスの車体デザイン案は全作品を動画ギャラリーにしました。こちらからご覧いただけます。
動画ギャラリーをみる:https://x.gd/ciGHA
【左写真】泉谷珠洲市長へ、FIDR岡田常務理事よりマイクロバス車両の「鍵」を贈呈
【右写真】寄贈式には珠洲市の小中学校の校長先生や先生方、車両の調達にご協力いただいた法人賛助会員の社員の方々も参列くださいました
.
ひまわり号、つばき号と、それぞれの図柄をデザインした地元中学校の生徒さん