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政府の中間評価。気になる結果は?

当プロジェクトは20222月より始り、3年目となる今年は総事業期間の中間にあたります。ネパール政府の規定によりプロジェクトは中間評価を受けなければなりません。NGOを管轄する社会福祉評議会により任命された、教育省の職員、コンサルタント、公認会計士から成る外部評価者3名が、11月中旬にFIDRのプロジェクト地213区を調査しました。

初日、首都カトマンズを早朝に出発した評価者は、11時間かけてオカルドゥンガ郡の郡都に到着して投宿。翌朝さらに3時間かけてソルクンブ郡ネチャサリヤン村に到着しました。

「なんという道のり。たどり着くだけでも大変な場所で活動をしていることを実感しましたよ。」評価者3氏はネパール人ですが、当プロジェクトの現場は極めて遠く、厳しい条件にあることを早々に実感したようです。

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その後5日間にわたって広大なプロジェクト対象地を巡り、2年余りの活動で修繕した学校施設や造営された農業用ため池・トンネルハウスの実物を確認するとともに、村長をはじめ村の役人、住民などの関係者から聞き取りを行い、プロジェクトの効果を検証しました。

村長・区長たちは評価者に「FIDRの活動は、質が高く、活動前から丁寧に話し合って進めるところが特長です。大切な情報はしっかり開示してくれるし、やると言ったことは必ずやる姿勢に、自分たちも学ばせられています」と報告しました。

客観的な視点でプロジェクトを検証した評価者は、「農業・教育・保健という3分野はコミュニティにおいてどれもニーズが高く、またどの活動においても確かな成果が出ていますね。また、それらの活動の実施にあたり、地元行政や住民とのコミュニケーション・調整が十分に行われていることが認められます」と総括しました。

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プロジェクトは折り返し地点を過ぎましたが、この土地に暮らす人々の生活状況改善のため、今後も引き続きチーム一丸となって精一杯努めてまいります。

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