頭上に注意!
夕食に出かけようとすると、雷鳴とともに、窓を激しく打ちたたく音。大雨かと思ったら何と、1cm大の雹(ひょう)がホテルの玄関先に散らばっていた・・・。一部の地域では30cm近く降り積り、樹木がなぎ倒され、交通に混乱が生じたそうだ
ネパールでは降ってくるものに注意しなくては、と改めて思った。
というのも前日は、ホーリー祭り。
春の訪れを祝うこの祭りでは、誰彼構わず色のついたものを塗りあったり掛け合ったりする。子どもたちは一日中、顔に様々な色を塗りたくって走り回っており、街を歩けば、屋上から通行人めがけ水を入れたビニールやゴム風船が投げつけられてくる。外国人や女性は格好のターゲットだ。外に出るのを恐れ、ホテルの宿泊客は玄関先にたむろしていたが、私は空腹には勝てず、様子をうかがいながらも出かけることに・・・。
数分後、側頭部に水風船の一撃を食らい、顔半分がびしょびしょになるが、何とか一番近いレストランに到着。後になって出かけた大槻職員は不幸にも頭のてっぺんに、しかも、青色の色水入りビニールが命中、服まで真っ青になったとのこと。写真でお見せできないのが残念でなりません。