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女神様の好きな食べ物?

ブログを書いたスタッフ

齋藤

「またバナナの値段上がったって!」
「早く買わなきゃ!」

クメール正月(4月13日~4月15日)数日前のFIDRスタッフの会話です。通常一房1000~2000リエル(日本円でいうと約20~40円)のバナナの値段が日を追うごとに二倍、三倍、とまさにウナギのぼり!

どうしてこうしたことが起きたのでしょう?

王室の占術委員会が毎年発行している出版物には、月曜日から日曜日までそれぞれ7人の女神がおり、毎年交代でカンボジア国民を見守ると書かれています。この本によると、2012年の女神の乗り物はバッファロー、持ち物は右手に両刃の剣、左手に楽器、そして好物はバナナ。そしてバナナを供えて女神をお迎えするように、と勧めています。

こうしてカンボジアの人々は女神にお供えするべくバナナを買い求め、驚くような価格の上昇が起こったのです。

ちなみに…。
バナナ価格高騰のあおりを受けたのか、日頃よく見る焼きバナナ屋台が姿を消し、数日間「いつものおやつ」にありつけなかったFIDRスタッフでした。

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