ラリグラスが咲くころ
ネパールの国花「ラリグラス」が咲く季節になりました。
FIDRが学校建設を進めているラメチャップ郡の標高1300から1600メートルの山岳部でも、真っ赤な花が咲いている木がところどころに目に留まります。
日本人にとっての桜のように、ラリグラス(和名:シャクナゲ)はネパール人がとても誇りに思い、大切にしている花のひとつです。
ある日、山に咲いていた一輪のラリグラスの花をネパール人スタッフからもらいました。
なんて素敵な習慣だろうと花を愛でていると、彼らはむしゃむしゃと花びらを食べ始めました。
ラリグラスには薬草としての効能もいろいろあるそうで、喉にいいとのこと(スタッフ談)。試した味は無味。
喉の調子が良くなる実感はまだ得られていませんが、ネパール人の心と生活に密着している花であることに変わりはないようです。