支援者の方々とともに、子どもたちの笑顔を守る
私は現在、カンボジアのクラチェ州で「小児外科支援プロジェクト」の現場担当をしています。カンボジアの地方に住む子どもたちが適切な外科治療を受けられるよう、医師や看護師の診療技術の向上や、院内環境の改善のために、プロジェクトスタッフや病院職員とともに日々活動しています。カンボジアに駐在しているため、日本の支援者の方々と直接お会いする機会はあまりありませんが、先日一時帰国した際に、長年ご支援いただいている(株)スーパーヤマザキ様へ活動報告をさせていただく機会がありました。(株)スーパーヤマザキ様は、社販ギフトの売上の一部を小児外科支援プロジェクトにご寄付くださっています。
社員の皆様はカンボジアやプロジェクト地であるクラチェ州での医療事情、FIDRの活動について関心を持って聞いてくださいました。社員の方からの「カンボジアの子どもたちは、透き通るような瞳で、輝くような笑顔をしていますね」という言葉を今でも心に留めています。また、水野社長からは「今回の報告会で、病気になっても病院にいけない子どもたちや、不衛生な病院の状況を知りました。これを改善するための病棟建設や、診療技術を向上させる支援に大変共感します。現地の人々が喜び笑顔になっているのをみた時、改めて支援を続けて良かったと思います。皆が笑顔になるような、さらなる活動を願っています。」という温かい応援の言葉をいただきました。
子どもたちの笑顔を守っていくために、私たちFIDRスタッフは支援者の皆様の信頼を受けて活動していることに改めて気づかせていただきました。自ら途上国へ向かうことは難しくても、支援地の子どもたちに対して熱い想いを持っている支援者の方々の期待に応えられるよう、今後とも頑張ってまいります。